小樽市銭函

撮影記

今回は余市と銭函へ。かつて鰊漁で栄えた石狩湾沿岸の漁港もいまでは寂れてしまい、番屋や漁場の史跡がその面影を残しているだけである。東京湾沿岸の撮影をしているときは、人が写らないように撮ることが多々あったが、今回は歩いていても人に会うということがあまりなかった。撮影には都合良いと言えば良いのだけれども。

銭函海岸を訪れたのは子供の時以来で、海岸線がだいぶやせたような気がした。護岸工事が行われており、JR銭函駅の近くは殆ど浜が無くなってコンクリートの護岸になっていた。浜に近い道路沿いには売り家や空き家の看板が少なからずあった。帰りに銭函駅のベンチで座って列車を待っていたら、急に若者がぞろぞろ現れてホームが長蛇の列に。慌てて列の後ろに並んだ。若者たちは薬科大学の学生さんらしかった。

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