『アサヒカメラ』休刊

カメラ雑誌『アサヒカメラ』が休刊した。最終号ぐらいは買おうと近所の書店へ行ったら売り切れだった。仕方が無いのでアマゾンで購入した。10年ぶりくらいに買った『アサヒカメラ』の薄さに驚いた。昔の『月刊カメラマン』くらいの頁数だった(『月刊カメラマン』が休刊になったのは最近知った)。さらに驚いたのはニコンやキヤノンが広告を出していなかった。カメラの広告がソニーだけというのは言葉を失ってしまった。『アサヒカメラ』と一緒に買った『日本カメラ』もニコンとキヤノンの広告がなかった。これでは雑誌を発行し続けるのは難しい。『日本カメラ』もいつ休刊になってもおかしくない。

フィルムカメラを使っていた頃、管理人は『アサヒカメラ』『日本カメラ』『月刊カメラマン』『フォトテクニック』を毎月買っていた。フィルムからデジタルへカメラを完全に変えてからは、カメラ雑誌を買うことがなくなり、立ち読みすらしなくなった。必要な情報はネットから得られるし、撮った画像は自分のウェブサイトやSNSにアップするようになった。『アサヒカメラ』最終号には写真家の口絵の頁がなかった。ジャニーズのアイドルが写真を学ぶ記事が冒頭にあり、管理人が知っている『アサヒカメラ』とは似ても似つかぬ雑誌になっていた。70代の人たちがフォトコンに多く入選しており、知り合いが「雑誌のフォトコンはお達者クラブになっている」と言っていた意味がわかった。

カメラ雑誌が作品の発表の場ではなくなり、新製品情報を得る場でもなくなり、カメラメーカーも広告をださなくなってしまうと休刊止む得ずといったところか。光学一眼レフもそのうち無くなるのだろう。売れない製品を作り続ける企業はない。

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