伊達市南黄金町

撮影記

伊達市南黄金町へ行ってきた。東室蘭から豊浦行きの普通列車に乗る。一両編成のワンマン気動車。乗っているのは管理人も含めて5名。列車に冷房がないので窓がすべて開けられている。工場地帯を通り、トンネルを抜けると黄金駅に到着。撮影しようとした海岸の家々は私有地で関係者以外立ち入り禁止。住んでいるひともいるので立ち入らずに、町中をぶらぶらした。この日は暑くて、歩いていると汗だくになり早々に退散した。

黄金の隣駅崎守町の地名が気になり、自宅に帰ってから調べてみた。室蘭市の広報むろらん2013年10月号に下記のようにあった。崎守町が室蘭発祥の地とだったとは知らなかった。

元来の室蘭。徳川時代はモロラン、トキカラモイに新室蘭ができてからは旧室蘭→元室蘭→崎守町と変わっていった。崎守という名は、幕末にここの砲台を守った人たちが神社を祭り、崎守の社としたのが始まりらしい。その武人たちが中古の九州を守った防人になぞらえて社名としたともいわれている。モロランはアイヌ語の「モルラン」で、「モ・ルエラニ」。「モ・ル・エ・ラン・イ(小さい・道・そこを・下る・処)」、「小さな下り坂」から転じたもので、仙海寺(せんかいじ)前の坂を指す地名だった。

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