大岸鉱山跡

撮影記

大岸鉱山跡へ行ってきた。JR豊浦駅から町営バスに乗り、元大岸小学校鉱山分校で降りる。豊浦から長万部行きの普通列車は一日5本しかなかった。小学校跡から大岸鉱山を目指す。林道の入り口には、大岸鉱山について書かれた看板があるはずだったが、壊れて見えなくなっていた。

途中の林道から、大岸鉱山跡は見えない。事前に調べた国土地理院の古い航空写真で場所を予想して熊笹の中を歩く。大岸鉱山跡は予想以上に樹木があり埋もれている感じ。植物の生命力には驚かされる。モノクロにすると何だかよくわからないので今回はカラー画像。熊笹の中を歩いていると後ろの方でガサガサ音がして、動物園で匂うような獣の匂いがして冷や汗。歩くのをやめてしばらく立ち止まっているとガサガサという音と匂いは遠ざかっていった。

大岸鉱山跡を降りていくとビニールハウスが見えて、ちょっと迂回して元来た道に戻った。ヒグマに合わなくて良かった。海岸まで歩いて、ぶらぶら大岸の町を歩いて帰ってきた。

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